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K-POPの次は「K-RAMEN」?世界で熱い韓国ラーメン!

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韓国ラーメンが世界市場で大きな盛り上がりを見せている。新型コロナウイルスによる買い占めが停滞してきたものの、全体的には需要が増えた上、韓国製品のブランド認知度が高まった影響と分析されている。特にラーメン輸出の半分を占める三養食品の成長が続いている。三養食品は株価も今年に入って40%上がるなど、時価総額1兆ウォンを目前に控えている。

 

2日、韓国貿易統計振興院によると、5月のラーメン輸出額は5523万ドルと、前年同月比で39.5%増えた。今年に入って5月までの累積輸出額は2億5129万ドルで、前年同期より35.2%増加したことになる。特に3~4月に新型コロナウイルスが世界的な流行となり、集中した買い占め需要は停滞してたが、中国の上半期のオンライン・ショッピング・フェスティバルなどの需要により、高い成長率を遂げた。チョ・ミジンNH投資証券研究員は「輸出の割合が最も大きい中国が63.9%増、日本(15.5%)、アメリカ(27.0%)も二桁以上と高い成長率の流れを維持した」とし「世界的にラーメン需要が増え、韓国製品を好む傾向や、韓国ブランド認知度の上昇の結果」と分析した。

 

三養食品は、第1四半期のラーメン輸出が46.1%増加したのに続き、第2四半期にも20%を超える成長を続けると予想されている。プルダックポックンミョンなどのプルダックシリーズは消費者に人気を集めており、東南アジアや日本などで現地営業網と売場を拡大しているからだ。昨年初めて輸出金額が内需売上を上回った三養食品は、今年の輸出割合がさらに増えるものと予想されている。

 

これにより、株価も順調な動きを見せている。昨年末8万9900ウォンだった三養食品の株価はこの日、12万6000ウォンとなった。今年に入って上昇率が40%を上回る。時価総額も9492億ウォンと、1兆ウォンに迫る。金融投資業界では、三養食品の輸出が構造的な成長へと突入したと評価している。チョ・ミジン研究員は「中国だけでなく、アメリカ、東南アジアなどでも高い成長率を遂げており、日本の売上高も反映され始め、地域の多角化に基づいて高成長を持続する見通し」とし「現地営業網の拡大、海外ラーメン消費層の拡大、ブランド認知度の上昇が続いており、構造成長期に突入した」と分析した。