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韓国国民10人中7人「旅行は控えるべき」

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10日、韓国観光公社によると、国民約2万人を対象に「コロナウイルスによる国内旅行への影響調査」を実施した結果、コロナウイルス本格化以前に計画されていた旅行回数の平均は6回であったものの、拡大後の回数は平均1.8回と集計された。

 

この調査は、防疫態勢が「社会的距離の維持」から「生活的距離の維持」に転換された直後の5月7日から17日までの11日間にわたって行われ、公社が運営するアプリケーションやSNSなどを通じて1万9529人が参加した。

 

社会的距離の維持期間中(2月23日~5月5日)、国内旅行を計画していた回答者の内84.9%が旅行をキャンセルしたと回答した。また、15歳未満の子連れ旅行者の旅行計画は、コロナウイルス拡大前の6.5回から、拡大後の1.9回まで落ち込むなど、減少幅が最も大きかった。

 

現在も続く「生活的距離の維持」期間に旅行に行くことについては「コロナウイルス予防事項をきちんと守れば旅行に行ってもいい」が30.1%、「旅行は控えるのが望ましい」が69.9%であった。

 

今後の国内旅行再開希望の時期として「9月以降」を選択した割合は33.9%と最も高く、「6月後半」と「7月」、「8月」を選択した割合はそれぞれ12.7%、13.6%、10.3%となった。国内旅行再開時の最初の希望訪問地としては、チェジュ島(43.3%)が最も多く挙げられた。続いて江原道(23.4%)、慶尚道(14.0%)、釜山(10.4%)、全羅道(6.9%)、京畿道(1.3%)、忠清道(0.7%)の順だった。また、広域でなく、単一の地域で多くの票を占めたのは、麗水(4.7%)、江陵(4.5%)、慶州(4.4%)などであった。

 

旅の同行者については、回答者のほとんどが「家族」(99.6%)を挙げた。これは2018年国民旅行の調査結果(49.4%)と比較すると、非常に高い数値である。一方「友人・恋人」を選択した割合は27.3%と、2018年国民旅行の調査結果(41.2%)に比べて減少した。この他、親睦団体・会(0.1%)、親戚(0.8%)、職場の同僚(1.1%)など、同伴規模が相対的に大きい団体の構成は回避する傾向が顕著に現れた。