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低評価を見えづらく操作…韓国ショッピングサイト摘発

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韓国ショッピングモールのレビュー掲示板で、商品を賞賛するレビューだけがよく見えるように操作し、不満が込められたレビューは掲示板の下部に位置させるなど、消費者を欺いた7つのSNSベースショッピングサイトが摘発され、罰金命令が下った。

 

公正取引委員会は、このような行為を行ったBUGUN FNC株式会社、Haneul Haneul(ハヌルハヌル)など7社に是正命令と計3300万ウォンの過怠金賦課を決定したと21日、明らかにした。SNSベースのショッピングサイトは、インスタグラム、ブログ、フェイスブックなどを通じて、主に製品を促進するショッピングサイトである。

 

公正取引委員会によると、オンラインショッピングサイトIMVELY(イムブリー)を運営するBUGUN FNC株式会社と、下着通販を運営するHaneul Haneul(ハヌルハヌル)は、レビュー掲示板を消費者が選択する「新着順」、「おすすめ順」、「評価順」の基準に基づいて並べ替えられるようにしていた。しかし、実際には、掲示板管理プログラムなどを利用し、高評価のレビューのみ掲示板上部に表示され、低評価レビューは掲示板下部に位置させるなどの操作が行われていた。

 

また、BUGUN FNC株式会社は「ベストアイテム」というメニューで、販売量が多いなどの客観的な基準に基づいて商品が公開されるようにしていたが、実際には在庫が余っている商品を推薦していたことも明らかになった。実際「ベストアイテム」メニューに表示される32商品の中には、販売金額順位が50位圏外の商品も混ざっていた。

 

Haneul Haneul(ハヌルハヌル)は、電子商取引法上、商品の受け取りから1週間以内であれば交換・払い戻しを申請できるが、5日以上経過した商品は、交換・返金が不可能であると公示していた。86project、glander、ON THE FLOW、LOOK AT MIN、Linne de Mondeも法が保証する交換・返金期間はあるものの、敢えてその期間を短く告知したり、交換の目安を厳しく掲げたりした。商品の製造日など、消費者が必ず知っておくべき情報も提供されておらず、未成年者が商品を買った場合、法定代理人が取引をキャンセルすることができるという事実の告知もなかった。

 

公正取引委員会は、BUGUN FNC株式会社とHaneul Haneul(ハヌルハヌル)に過料650万ウォンずつを課し、低評価レビューを見えづらくするなどの行為を正すよう、是正命令を下した。残り5つのショッピングモールにも過料を課し、是正命令を下した。関係者は「このような行為は、特定の商品について消費者の反応が大きいと誤解を生ませる」とし「今回の措置を通じてSNSをベースに運営されているショッピングサイト業界全体に注意を促す効果があると思われる」と述べた。