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韓国映画『#生きている』100万人突破…コロナパンデミック以降初

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映画『#生きている』が観客数100万人を突破した。韓国国内で新型コロナウイルス感染者数が急激に増え始めた昨年2月以来初となる100万観客突破だ。映画業界がこれを起点にコロナウイルス危機から脱し、活気を取り戻すことができるかどうか注目される。

 

28日、映画振興委員会統合コンピュータ・ネットワークによると、この日の午後5時で映画『#生きている』の累積観客数は100万1千802人を記録した。

 

映画『#生きている』は、ユ・アインとパク・シネ主演のサバイバルスリラー映画だ。原因不明の症状の人が攻撃を始め制御不能に陥った中で、データ、Wi-Fi、電話などのすべてが切断されたままアパートに孤立した人々の物語を描いた内容である。

 

映画『#生きている』は、2月23日以降、コロナウイルスにより低迷していた映画業界で初の100万観客突破映画となった。韓国では2月19日、韓国で新天地大邱教会足集団感染が発生した後、本格的なパンデミック期に突入した。

 

コロナウイルス感染が本格化する前に100万観客を突破した映画は『正直な候補』と『クローゼット』などで、それぞれ2月18日と15日だった。

 

映画『#生きている』は24日の公開初日から20万4072人を動員して話題を集めた。以後2日目には14万8991人、3日目には15万2560人、4日目には29万4263人を動員し、その勢いは衰えることがなかった。

 

この現象により、コロナウイルスから低迷していた映画産業が活気を取り戻すことが予想されている。4月に映画を鑑賞した観客数が97万2477人と集計されており、100万人を切っていた映画館は、まさにコロナウイルス直撃弾を受けたと言える。映画振興委員会の観客集計を開始した2004年以来、月別観客数としては歴代最低値であり、100万人を下回ったのも初めてだった。

 

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホ監督の新作である『半島』など今夏公開を控える大作もあり、劇場正常化への期待がさらに高まっている。