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韓国最大スターバックスがオープンするも駐車場から注文まで長蛇の列

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韓国国内最大規模となるスターバックス楊平ドライブスルーリザーブ(DTR)店を訪れたのは、梅雨の雨が降り注ぐ平日の午前だった。ところが、店舗まで300mの地点から駐車場への入場待機列ができ、車で埋め尽くされた車線は駐車場と化してしまっていた。

 

駐車場スタッフが段ボールに「満車」と書いたものを見た瞬間、それまで止まっていた駐車場待機列から抜ける車が出てきた。スターバックスの向かい側にある楊平郡民会館など、無料屋外駐車スペースを利用するためだ。

 

3階建てのスターバックスに入ろうとエレベーターに乗った瞬間、上から降りて来た人の不平不満が聞こえてきた。また、エレベーターから降りて目についたのは、ゴミで溢れんばかりの食器返却台だった。

 

ドリンクとパンの注文は2階で可能だが、漢江を背景に長蛇の列が作られていた。列を避けたいと思い、スマートフォンで注文できるサイレントオーダーを利用してみたものの、パンはサイレントオーダーでは注文できず、ドリンクも決済直後に何故かキャンセルされてしまった。最終的に列に並んでドリンクやパンを受け取ったのは、駐車場待機から1時間後のことだった。さらに、スターバックスに入場するには、検温で並び、注文で並ぶという2つの待機列をクリアしなければならない。

 

スターバックス関係者は「これから夏休みの時期に入り、より多くの顧客が訪れることが予想されるため、不便な点は迅速に改善する予定」とし「駐車場案内スタッフを増やし、近隣の駐車場を追加確保し、店舗従業員を補充するほか、待機する顧客のためガイドシステムも導入する計画だ」と明らかにした。