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[インタビュー]➀カン・ハヌル「『椿の花咲く頃』は二度と出会えない作品」

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これほどひたむきな俳優も珍しい。インタビュー現場に入ってくる瞬間から、しっかり響き渡る声と共に90度腰を曲げた挨拶から始まった。現在、休む暇もなく撮影スケジュールをこなしているにもかかわらず満面の笑みで応じてくれたカン・ハヌル(31)は、疲れた様子など全く見せず、むしろ明るく元気なエネルギーに満ちた雰囲気を作り出した。業界内で見聞きしていた彼の人柄より、実物はずっともっと魅力的だ。

 

記者が「第56百想芸術大賞TV部門で最優秀演技賞男性部門の主人公」という言葉を発するたび、手の平を振って謙遜の姿勢を見せる。彼の隣に立てておいたトロフィーに対しては、「ところで、これはここにずっと置いておかなければなりませんか?」と照れながら訪ねる姿も、まさにカン・ハヌルの人柄を表している。受賞については、自ら「予想外」と表現するほど「現実味のない賞」と強調した彼は、「今でもドッキリカメラだと思っています」と、謙虚を超えた率直な本音を偽りなく語った。

 

KBS 2TVドラマ『椿の花咲く頃』は、製作陣にとっても、視聴者たちにとっても「人生最高のドラマ」として記憶される作品になった。その中心でカン・ハヌルは、「カン・ハヌルでなければならなかった」との評価を受け、ヨンシクという役を見事に演じ切った。カン・ハヌル自身も「『椿の花咲く頃』という現場の中に、僕という人が存在できたことだけでも本当に幸せでした。生涯このような作品にまた出会えるだろうか?とさえ思います」と語った。

 

ドラマ、演劇、芸能まで休むことなく忙しい日々を送るカン・ハヌル。現在も映画でカムバックを控えている彼に、俳優生活からプライベートまで多くのエピソードを語ってもらった。

 

ご自身の酒量について教えて下さい。

 

「それほど多くは飲めないのですが、いくつか仕事が終わると、必ず家でビールを1缶だけ飲みます。1缶を飲み終えて2缶目に行こうとしても、ほろ酔いになってしまっていて、結局飲めずに終わってしまいます。ビールの他は、あまり飲めません。焼酎は1~2杯飲んだだけで酔ってしまいます。大学生の頃は毎日のように焼酎を飲んでいたのですが、一度二日酔いで辛い思いをしてから飲めなくなってしまって。少しでも焼酎の味を感じると酔ってしまいそうで、爆弾酒(焼酎とビールを混ぜて飲む酒)も飲みません」

 

酔うとどのようになりますか?

 

「大抵は家で1人で飲むので酒癖が出るまで飲むことはありません。酔いそうだと思ったら、その場にいるのが辛くなるので、必ず家に帰ります。でも、不思議なことがありました。4〜5年前にtvNドラマ『ミセン-未生-』の最終回を見ながら“遂にチャン・ベッキが終わったんだ!”と焼酎のボトルを飲んだら、すっかり酔ってしまったんです。ところが、寝て起きてみたらビックリしました。家をきれいに掃除していたんです。友達に話したら“掃除が面倒な時は、家で酒を思いっ切り飲め”とからかわれました。」

 

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