こぐまぶっく

韓国ニュースと韓国お役立ち情報を紹介

韓国の幼稚園・小・中・高校は2週間休校…大学は無期限休校

f:id:lemon751231:20200302170318j:plain

コロナウイルスに対する韓国の学校対策

 

ソウル市教育庁新型コロナウイルス感染症確定者が訪問した、ソウル中浪区と城北区の幼稚園と小中高校42校の休校命令を出した。

 

コロナウイルス拡大による懸念に基づいて、全国のすべての幼稚園、小・中・高校の始業日を3月9日から23日の2週間延期することになった。大学も門を開けずに遠隔授業や課題に切り替えるなど、無期限延期となった。

 

教育部は2日、追加始業延期などについて書き記した「コロナウイルス対応のための教育分野の学士号運営と支援策」を発表した。文部科学省は「2月23日の1次始業延期の後、文部科学省は、疾病管理本部との関連の専門家と緊密に協議した結果、3月初めから少なくとも3週間休業が避けられないという意見で一致した」と説明した。

 

学校は3月に3週間の休業を実施することにより、夏・冬休みを優先調整して授業日数を確保する方針だ。後に追加休業が発生した場合、学級行事の時間を10%(幼稚園18日、小・中・高19日)の範囲で削減する予定である。

 

文部科学省は、市・道教育庁、学校と協力して休校期間中の学生の学習支援と生活指導、幼稚園や小学生のための緊急ケアサービス、学校関連対策などの後続支援策を用意して施行する計画だ。3月の最初の週に担任へ割り当てと教育課程の計画案内を終え、デジタル教科書e-学習から、EBS動画など自律型オンラインコンテンツを小中高学生に無料で提供する。3月2週からはSNS団体チャットルームなどの「オンライン学級部屋」などを通じて予習課題や学習のフィードバックを提供したり、学生が動画資料と評価質問などを含む教科書をオンラインでプレビューできるようにすることになる。

 

預かり対応など緊急を要するケースがある幼稚園、小学生のためには追加需要調査も実施される。午前9時から午後5時までの預かりを原則とし、期間中はマスクなど防疫物品を提供する方針だ。また、塾の休校勧告も再度積極的に実施し、既存の教育部と市道教育庁合同で実施していた現場点検を自治体などを含めて強化する予定だ。

 

大学は、コロナウイルスの事態が安定するまでは在宅講義の実施などをすることになる。コロナウイルス事態が安定するまで、登校による講義はせずに、リモート(遠隔)講義や課題活用授業など在宅講義を実施する方式である。文部科学省は、「具体的な方法は、各大学の状況に合わせて教員と学生の意見を取り入れて、自律的に定めるようにする計画だ」と説明した。文部科学省は、大学の遠隔授業を管理するために「(仮称)遠隔教育運営諮問委員会」を構成して運営することになる。