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コロナ混乱の中で日韓協力…韓国人18名が日本チャーター機で帰国

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日韓が互いに帰国を助け合う


韓国人18名が日本政府が用意したチャーター機を利用して韓国に帰国したことが分かった。新型コロナウイルス感染症が長期化する中、日本と韓国の国際協力が報じられた温かいニュースだ。

 

27日外交部によると、26日南アフリカ共和国で足止めされていた韓国人3名が、日本チャーター機に乗り、日本を経由して韓国に帰ってきた。フライトは24日にヨハネスブルクを出発し、25日午後7時10分成田空港に到着した。その後、韓国人3名は日本に1日滞在した後、26日午後に入国した。

 

また、25日にはフィジーのナンディ空港を出発した便も韓国人15名が日本の成田空港を経て仁川国際空港に到着した。フィジーでは、午後8時から翌日の午前5時まで通行止めが実施されているが、成田経由のためには夜間の出発が避けられない状況だった。これにより、フィジー日本大使館がフィジー政府と協議し、夜間運航が承認されることになった。

 

日韓関係の改善となるか?

 

外交部によると、今後もアフリカでは日本が用意したチャーター機を介して、ケニアスーダンルワンダブルンジなど、足止めされている韓国人60名が帰国する予定である。南アフリカ駐在韓国大使館も20日の韓人会と協力し、韓国人帰国のためのチャーター運航時期などを検討していると述べた。

 

去る17日には、サウジアラビアで孤立した韓国人を退避させるため、韓国が用意したチャーター便に日本人2名が搭乗する一件もあった。政治的、経済的摩擦の続く日韓関係ではあるが、コロナ禍が関係改善の機会になるかどうか注目だ。