韓国・光州教職員49人が梨泰院クラブ訪問...教育界混乱

新型コロナウイルス感染症の集団感染が発生した韓国ソウル龍山区にある梨泰院クラブとその周辺の店を訪問した光州・全南地域のネイティブ教師らが数十名に達することが判明し、光州・全南市・道教育庁が非常事態に陥った。

11日全南道教育庁によると、4月29日から5月6日の間、ソウル梨泰院と弘大一帯のクラブを訪れた全南地域のネイティブ教師と教職員が49人に達したことが分かった。このうちネイティブ教師34人、教員10人、従業員5人であることが公表された。

現在、これらのうち20人は検査の結果、陰性判定を受け、残りの29人も続いて検査を受ける予定である。道教育庁は、クラブ訪問者に対して自己隔離措置を施行した。陰性判定を受けた人々も2週間は隔離生活を実施している。

梨泰院クラブ発コロナウイルス確定者は11日時点で86人が確認された中、文部科学省と防疫当局はこの日緊急会議を開き、2日後に迫った高校3年生の登校始業を延期するかどうかを議論することにした。

教育監はこの日午前、拡大幹部会議で「梨泰院クラブ発コロナウイルス確定者が前日までに75人にも達し、今後各地域で追加感染者が発生する可能性が高まっている」とし「登校始業を前に緊急事態だ。心配が多い」と懸念した。