韓国・弘大「居酒屋に集まった6人中5人がコロナ陽性」

ソウルの弘大にある居酒屋を訪れた一行の6人中5人が相次いでコロナウイルス陽性判定を受け、追加集団感染懸念が提起されている。

13日、ソウル市、京畿道、仁川市によると、12日に弘大の居酒屋を訪問した一行の中で確定者が集中的に発生した。この居酒屋は有名フランチャイズ店でもある。確定者は、去る7日の夜にこの店を訪れた一行であることが公表された。まず、12日に仁川西区所属の社会服務要員A氏（22）が陽性判定を受けた。続いて13日には、A氏と一緒にこの居酒屋を訪れた水原・高揚・金浦大学生の3人が追加で陽性判定を受けた。

防疫当局によると、A氏らは去る7日午後7〜11時に居酒屋を訪問した。一行は、感染者を含めて計6人で、友人関係であった。A氏の場合、先月30日から休暇期間であったため、勤務地での接触者はいなかった。また、水原市長安区に住むB氏（19）は11日、痰・のどの痛みなどの疑い症状があり、12日には自宅近くの保健所選別診療所を訪れ、検体採取を行った。金浦在住の20代女性と高陽市在住の20代女性もこの日陽性判定を受けた。金浦在住の女性は無症状であったが、高揚在住の女性は10日に熱があったことが分かった。一行のうち、まだ確定判定を受けていない残りの一人は金浦に住んでおり、保健当局が検査を行っている。また、数日前に集団感染が発生した梨泰院クラブとは関連がないものと伝えられた。

京畿道の関係者は、「ソウル市と麻浦区がその居酒屋に数人いたのかなど、現在具体的な内容を確認中である」と述べた。保健当局は、関連居酒屋の疫学調査を進めている。また、当日の店舗の防犯カメラを分析するなどして、濃厚接触者の追跡に努めている。