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韓国人76ヵ国で入国制限へ…昨日より11ヶ所増加

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コロナウイルス拡大中の韓国は入国「NO」

 

韓国国内で新型コロナウイルス感染症の確定者が急増し、韓国人の入国を制限する国が増えている。29日、外交部によると、この日午後6時、韓国発旅行者の入国制限を決めた国は、76ヵ国に達した。前夜の65ヵ国より11ヶ国が増加したことになる。これはつまり、国連加盟国(193ヵ国)の中で3分の1を超える国が韓国発入国者を制限しているという計算になる。

 

外交部は、韓国政府のコロナウイルス防疫努力などを説明し、入国禁止などの自制を要請しているが、政府はコロナウイルス対応の危機警報を「深刻」に格上げした後、入国制限措置をとる国は増え続ける傾向にある。韓国発入国者に対する全面的あるいは部分的に入国禁止をする国は34ヵ国である。前日31ヵ国より3ヵ国が増えた。

 

各国による入国制限措置

 

南太平洋ニュージーランドの領クック諸島は、最近14日以内に韓国、中国、日本などを訪問した外国人の入国を禁止した。キルギスは来月1日から、中国、韓国、日本、イタリアなど、最近コロナウイルス確定者が急増している国において、経由する外国人の入国を禁止する。レバノンのは前日、韓国などのコロナウイルス発祥地訪問客に対して入国を禁止した。

 

サウジアラビアは、入国前14日以内に韓国を訪れた外国人の入国を禁止した。ただし、サウジアラビアビザや居住証がある場合は、入国が可能である。日本とシンガポールは最近14日以内に大邱・清道地域を訪れた外国人の入国を、香港とモンゴルなどは韓国発の旅行者の入国を禁止している。

 

ベトナムは最近14日以内に大邱・慶北で入国したり、経由する外国人の入国を今月25日禁止した。更にこの日、韓国発の旅客機のハノイ空港着陸は一時的に許された。ベトナムの駐在韓国大使館は、ベトナム政府が韓国-ハノイ路線において、ハノイのノイバイ空港ではなく、ハノイから車で3時間ほど離れたクアンニン省にあるヴァンドン空港を利用するようにした。

 

検疫や隔離などで入国手続きを強化する国は42ヵ国となり、前日より8ヵ国が増えた。欧州のラトビア北マケドニアブルガリアアゼルバイジャンなどが入国手続きを強化している。パラグアイは韓国、中国、日本、イタリアなどで入国する外国人(国民を含む)を対象に、入国審査前に保健当局による尋問を行う。尋問を通じて大邱・慶北地域から来た入国者は14日間が隔離される。

 

ウズベキスタンは来月1日から韓国を訪問した入国者を14日間、別の指定場所で隔離する。ガボンは、全ての外国人に対して発熱検査をするなど検疫を強化し、アンゴラは韓国に滞在していた入国者などを隔離病院で14日間隔離する。

 

中国は山東省、遼寧省吉林省黒龍江省福建省広東省上海市陝西省四川省などに続き、江蘇省天津市でも韓国人の入国手続きを強化したと外交部は明らかにした。江蘇省は韓国と日本発の航空機搭乗外国人を14日間に渡って隔離する。発熱者の出た近くの座席の乗員も指定ホテルで隔離を行う。天津市は発熱がない場合には、14日間の自己隔離後、発熱がある場合は搭乗客を指定ホテルで待機させた後に検査する。陽性が出れば指定ホテルで隔離する。

 

外交部は、韓国国民の入国制限措置をする国の訪問計画を再考または延期することを勧告する旅行注意報を発表した。更にこの日、日本全域に1段階(旅行留意)旅行警報を発令した。外交部は「日本に滞在中の国民の皆様は、身の安全に留意し、同地域を旅行する予定の国民の皆様は、旅行に注意してほしい。」と呼びかけた。