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トランプ大統領「北朝鮮と戦争にならなかったのは自分のおかげ」

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「私が当選していなければ、北朝鮮と戦争が始まっていただろう。また、非常に深刻な戦争になっていたであろう。しかし今、我々は北朝鮮との関係を結んでいる。これは過去の政権において有り得なかった事例だ」

 

トランプ大統領が8日、過去2016年の大統領選挙で自分が当選していなければ、北朝鮮と無惨な戦争を引き起こしていただろうという主張を繰り返した。この日、トランプ大統領ニュージャージー州にある個人リゾートで開かれた記者会見で「あらゆる人々が“トランプが私達を戦争に追い込む”としたが、そうではない。正反対だった」とし「我々が大統領選挙で勝利すれば、イランと迅速に交渉し、北朝鮮とも迅速に交渉する」と強調した。

 

再選公約に北朝鮮との交渉を優先課題の一つとして公式化したものである。その裏には、大統領選挙前、北朝鮮の挑発リスクを最小化しようとする意図も含まれているものと予測される。

 

トランプ大統領は「再選カード」として北朝鮮を持続的に利用している。去る5日、フォックスニュースとのインタビューでも「我々は北朝鮮と上手くやっている。北朝鮮を含めて合意を望んでいる」と話した。

 

これと併せて、コロナウイルス危機に対する追加景気刺激策強行の意志も見せた。トランプ大統領は「民主党がこの重要な救護策を人質にし続けるならば、私は大統領権限下にアメリカ国民が必要とする救済を提供する」とし「年末までに給与税を猶予し、追加失業手当を延長する一方で学生ローン、テナント強制退去中断などの内容が盛り込まれた行政命令に週末まで署名する」と強調した。

 

大統領選挙を控え、先に政策の方向性と正反対の計画も明らかにした。基底疾患者に対して保険会社が治療費を保証する内容の行政命令である。これは専任オバマ政権のいわゆる「オバマケア」と呼ばれる全国民健康保険法(ACA)の廃止を推進していたトランプ政権の政策方向とは反対であるという側面から注目を浴びている。