こぐまぶっく

韓国ニュースと韓国お役立ち情報を紹介

トランプ大統領「中国とは断交も辞さない」

f:id:lemon751231:20200825010140j:plain

 

トランプ大統領が、中国と最悪の場合は断交まで検討すると超強硬な立場を示した。また、来る11月、大統領選挙でジョー・バイデン前副大統領が当選すれば、中国がアメリカを支配することになるだろうと猛非難した。

 

トランプ大統領は「現在、世界は戦うことを見たがらないだろう」としながらも、「中国のように、我々を喰らおうとする国はない。我々は中国により数十億、数千億ドルを失い、何も戻って来ないのだ」とし、断交も辞さないと警告した。

 

また、今回の大統領選挙では、中国がバイデン氏の当選を狙って介入するだろうとする情報当局の警告があることも言及した。このようなトランプ大統領の相次ぐ強硬発言は、支持率でバイデン氏に遅れをとっている現状を逆転させるためのものと見られる。

 

WSJNBCニュースが9〜12日に共同実施した世論調査によると、バイデン氏が9%リードしており、競合州でも優勢を見せている。しかし、トランプ大統領は、都心と郊外の両方で、不利であるという世論調査にも関わらず、4年前に選挙人団数で先立って当選したことがあった。しかし、当時と比べると、現在の世論の方が肯定派が多いという評価だ。

 

トランプ大統領に対する肯定派と否定派との格差が4年前には33%ポイントであったが、現在は12%まで絞り込まれたことが分かった。先月の世論調査では、両候補間のイメージ好感度もトランプ大統領が22%と、11%を得たバイデン氏を上回った。経済遂行能力についても、トランプ大統領がより良いという回答が48%と、バイデン氏に比べて10%高かった。しかし、経済実行にも関わらず、トランプ大統領を再当選させないという回答も多く出ており、今回の共和党全国大会を通じて確信を植えなければならないという課題を抱えている。