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北「南北関係が破綻しても報復...狂った犬は棒で叩き撲滅を」

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対北ビラ散布の問題で、韓国側の非難を続けている北朝鮮が11日「最高指導者の尊厳を守り戦う人民の報復を見ることになるだろう」と警告した。

 

労働党機関紙の労働新聞はこの日、一面に掲載された「最高の尊厳は朝鮮人民の生命であり、精神的支柱」という論説で「卑劣な逆賊の群れに無慈悲な懲罰を下そうとしている我々人民の実践行動は、誰にも止めることができない」と伝えた。

 

さらに新聞は「民族分裂の壁を越え、自主統一の新たな局面を切り開くために、我が党と政府は愛国、愛族の線に尽力してきた」として、 文在寅ムン・ジェイン)大統領と金正恩キム・ジョンウン)国務委員長が合意した4・27板門店宣言と9・19平壌共同宣言についても言及した。

 

新聞はまた、「我々にも限度がある」とし「南朝鮮当局者たちは、人間の基本的な良心と義理さえ喪失した卑劣な者」と非難した。さらに「世界と民族の前に約束した歴史的な宣言を破棄し、ビラ散布を行った今回の事態は、明らかに北南関係を破る我々への挑戦であり、宣戦布告だ」と扇動した。

 

また「北南関係が破綻したとしても、南朝鮮当局者には相応の報復を加えなければならないというのが我々人民の鉄の意志である」と重ねて明らかにした。続いて「我々人民の怒りは天に届き、忍耐は限界を超えた」とし、脱北者たちに向かって「狂った犬は棒で叩き回し、人間のゴミは撲滅する」と猛非難した。