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[インタビュー]➁カン・ハヌル「『椿の花咲く頃』は二度と出会えない作品」

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今回のインタビューは百想芸術大賞受賞のお祝いでもあります。改めて受賞おめでとうございます。

 

「あぁ〜!本当に慣れませんね(笑)僕は先輩方が受賞されると思っていました。本当に、受賞だなんて想像すらしていませんでした。ただ“お祝いしに行く”という楽しい気持ちで参加したんです。性格的に“予想外”というのは、あまり好きではありません。カン・ハヌルという人間には“予想外”が合いませんね。現実味がありません。このトロフィーがここにあるのも申し訳ない気分で、今でもドッキリカメラだと思っています」

 

舞台に上がった時の記憶はありますか?

 

「5分ほどだったようですが、体感では1分くらいでした。実は何を言ったのか覚えていないんです。“僕が受賞するべきではないのに…”こんなことばかり考えていた気がします。受賞映像もまだ見ていないんです。どんな表情だったのか確認するのはちょっと…」

 

多く方からお祝いされたかと思いますが、最も印象に残っているメッセージはありますか?

 

「本当にたくさんの連絡をいただきました。心から感謝しています。ただ、感謝の気持ちを込めて、できるだけ返事をしようとしたのですが、終わりが見えなくなってしまって。2時間ほど返事を送って、最終的には諦めました。家族や一般人の友人を除くと、キム・ウビンから最初に連絡が来ました。“あれ?”と驚きながら感動もしました。ウビンは、良いこも悪いことも分かち合える友人です。最近は体も回復して撮影現場に復帰できたので、本当に安心しました。ウビンと話を会話をしながら“良かった”という安心感を何度も感じました。

 

健康は本当に重要ですね。

 

「もう僕も32歳なので健康検診を受けなければと思うのですが、怖くてまだ…。最近、一番嬉しかったのは、両親に健康検診を受けてもらったところ、異常がなかったことです。父は普段からお酒をたくさん飲む方で、母はストレスが多い方なのですが、両親共に健康ということで本当に嬉しかったです。弟も検診を受けたところ、異常なしでした」

 

『椿の花咲く頃』はどのような作品として残るでしょうか?

 

「視聴率も良く、賞もいただくなど、本当に多くの方に愛された作品です。それは事実ですが、それよりも作品を作っていく雰囲気が素晴らしかった。ドラマなのにまるで映画を撮影しているような気持ちでしたし、多くの方々と関わることができて嬉しかったです。心を込めて作っていく感じですね。多くの方々が作品を愛し、献身的でした。僕たちも献身的であろうと努力しました」

 

「参加」自体に素晴らしい意味があるように思われます。

 

「そうです。たまに“受賞したからハッピーエンド”になり、他の部分が隠れてしまう場合がありますが、『椿の花咲く頃』は僕にとってその程度で表現できる作品ではありません。それ以上です。これは僕の考えですが、今後このような作品に出会うことは容易ではないと思います。“もう出会えないのでは?再び出会うことができるだろうか?”こんな風にずっと考えています」

 

作中キャラクターのヨンシクとのシンクロ率も素晴らしかったですね。

 

「脚本のイム・サンチュン氏が台本を上手に書いて下さったおかげです。僕が演じやすいように作って下さったんですよ」

 

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