こぐまぶっく

韓国ニュースと韓国お役立ち情報を紹介

「NOジャパン」影響で韓国を去る日本企業

f:id:lemon751231:20200531003224j:plain

 

日本企業が韓国での事業を撤収する事態が続いている。日本製品不買運動により売上高が大幅に減少した影響だ。ファッションブランドGUとデサント、カメラメーカーのオリンパスに続き、自動車会社の日産・インフィニティも韓国事業に幕を閉じた。

 

日産は28日、2019年会計年度業績発表と共に韓国市場から撤退するという計画を明らかにした。日産は、過去の会計年度に6710億円(約7兆7000億ウォン)規模の純損失を記録した。それと共に、強度の高い構造調整を決定することになった。

 

韓国市場では早くから撤退するだろうと予想されていた。昨年、日本の半導体部品の輸出制限措置で不買運動の打撃を受けた。韓国日産は「韓国市場での状況がさらに悪化し、本社は韓国市場で再び持続可能な成長構造を築くことが難しいと判断した」と説明した。日産は今年12月末まで韓国市場で日産とインフィニティブランドの販売を維持することにした。

 

ファッションブランドGUとデサントも韓国市場撤退を決定した。GUはユニクロの姉妹ブランドだ。オフライン売場3ヶ所を8月までは運営する旨を21日に発表した。デサントの子どもブランドであるデサントヨンエスリットも47店舗を閉じることにしたと27日明らかにした。ファッション業界の関係者は「特に若い世代において、日本の不買運動によりブランドに対する反感が大きくなった」と伝えた。

 

オリンパスも21日、カメラ事業を来月末で終了すると発表した。直営店とオンラインショッピングモールも同日に閉店する。ただし、医療事業と科学ソリューション事業部門は韓国市場に残留することにした。オリンパスは「カメラ事業の収益性を高めるために継続して努力してきたが、期待する成果達成が困難であった」と撤退を決定した理由を説明した。