まだ6月なのに…韓国ソウルに猛暑警報

9日、韓国ソウルで今年初の猛暑警報が発令されるなど、全国各地が暑さに包まれた。気象庁によると、この日、ソウルの日中の最高気温は午後3時で32.8度を記録した。韓国のアフリカとも呼ばれる大邱は37.0度まで急上昇し、今夏の全国公式最高気温を更新した。

猛暑警報はこの日午後8時には慶北、全羅南道、忠南、江原、全北地域では解除された。しかし、ソウル東南圏と東北圏、忠清北道、京畿、大田、世宗、大邱などの地域では猛暑警報が維持された状態だった。

今回の暑さは、来る11日前後には解消されるものと予想されている。気象庁は10日までは猛烈な暑さが続くものの、11日には北から南下する比較的冷たい空気の影響により、いくつかの南部内陸を除くほとんどの地域で猛暑警報が解除される可能性があると述べた。

南部地方とチェジュ島は10日頃に梅雨に入りの可能性があり、この日の午後から10日夜の間に雨が降る可能性があることが予測された。予想される雨の量は10～40mm、全羅南道5～10mmと見られている。