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韓国ラーメン業界「ステイホームとパラサイト効果で売上好調」

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ラーメン3社と製菓3社は好実績

 

コロナウイルス局面の中、韓国のラーメンと製菓業界が第1四半期に二桁以上の営業利益増加率を誇ったことが判明した。在宅勤務や学校の始業延期などで「ステイホーム」の動きが増え、ラーメンと製菓類の需要が増加した影響である。

 

人気商品の辛ラーメンを製造する農心は、第1四半期の売上高が前年同期比16.8%増の6877億ウォン、営業利益が101.3%増の636億ウォンで集計されたと15日公表した。前年同期比売上が17.2%増のラーメン類をはじめ、スナック(15.3%増)、飲料(0.5%増)などの事業部門において、すべての売上高が増加した。

 

チャパグリ減少により売上アップ

 

海外法人の売上高も、映画「パラサイト」に登場するチャパグリが一躍有名となったことでチャパゲティとノグリの販売増加も見られ、地元の市場販促強化などで売上高が30.6%増加した。オットギは売上高と営業利益が前年同期比でそれぞれ8.2%、8.3%増加した6455億ウォン、529億ウォンと集計され、三養食品も売上高と営業利益がそれぞれ29.9%、73.8%増えたと発表した。三養食品は「国外の場合、外出制限による実需の増加などで、前年同期比の売上高が49%増えた」とした。

 

製菓業界TOP 3も、ステイホームにより間食を楽しむ人々が増えたことで、良好な実績を出した。オリオンは前年同期比1四半期の売上高は8.5%増の5398億ウォン、営業利益は25.5%増の970億ウォンであったと公表した。ロッテ製菓は売上高が2%増加したが、営業利益は21.5%増の184億ウォンであり、ヘテも売上高は1.7%増にとどまったものの、営業利益は196.3%増の53億ウォンであることを公表した。