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韓国人が選ぶ!コロナ後に行きたい旅行先は?

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コロナウイルスの余波により旅行の楽しみが途絶えた中で、ブッキングドットコムはコロナウイルス以降に変化した「行きたい旅行先リスト」公開した。

 

ブッキングドットコムが発表した資料によると、コロナウイルス事態の中でも旅行を待ち望む人が多数確認された。ブッキングドットコムは、国境閉鎖や社会的距離を置く勧告などの理由で、旅行を待ち望む顧客が3月初めから2ヶ月間にわたって「ウィッシュリスト」に保存した旅行先や宿泊施設の情報を分析し、人気の目的地と宿泊施設の種類を発表した。

 

世界ユーザーが選ぶ人気旅行先としては、バリ、アンダルシア(スペイン)、ロンドン(イギリス)、フロリダ州アメリカ)、パリ(フランス)などの王道とも言える人気都市が挙がり、全世界ユーザーのウィッシュリスト宿泊施設の中で半分以上(51%)を先述国の宿泊施設が占めた。

 

3〜4月の期間で、ブッキングドットコム韓国ユーザーの国内旅行ウィッシュリストを見てみると、ソウル、西帰浦、済州、釜山、江陵などが上位5位を占め、束草、仁川、麗水、全州がその後に続いた。特に、上位10都市のうち約70%が海沿いの都市と、コロナウイルスの影響からか自然景観を楽しむことができる地域が人気旅行先として脚光を浴びていることが明らかになった。これは社会的距離を置く生活と、外出自粛を守ってきたユーザーの「思い切り旅立ちたい」という開放的欲求が反映された結果だと見ることができる。

 

上位5つの都市の中で、ソウルを除いた残りの地域を訪れた韓国人旅行者は、海やビーチ散策など自然景観を魅力要素に挙げたが、他の地域に比べ都市的なイメージが強いソウルと釜山では、美食体験が旅行者の心を掴んでいることが明らかになった。

 

また、国別ウィッシュリスト順位を見ると、韓国が1位になった中で、インドネシア、タイ、日本などの物理的、心理的な距離感が近く感じられるアジア諸国が上位5位を占め、アメリカ、ベトナム、スペイン、フランス、イタリア、イギリスがその後に続いた。加えて、韓国人ユーザーのウィッシュリストに最も多く上がった宿泊施設タイプは、グローバル平均である40%をはるかに上回る56%を占めたホテルで、これはホカンス(ホテル×バカンスの合成語で、ホテルで休暇を過ごすこと)がトレンドになっていることを実感させた。

 

ブッキングドットコムのイム・ジニョン北東アジア総括代表は「安全が最優先される前例のない困難な時期を乗り越えるている中で、今回の分析を通じて、世界中の旅行者が夢見る様々な旅行地や宿泊施設を知ることができ、非常に意味深い」と述べた。さらに「我々は、世界中の人々がブッキングドットコムのウィッシュリストを通じて、再び旅立つことができるその日を夢見ながら、旅ロマンを容易に現実できるよう努力したい」と付け加えた。