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韓国TOEIC受験者「マスクと手袋着用」

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試験再開するも厳格な防疫措置

 

韓国政府が社会的距離を置く勧告を緩和すると、最初の週末である26日、コロナウイルス拡大の懸念により暫定的に中断されていたTOEICの試験が2ヶ月ぶりに行われた。TOEICの試験は、コロナウイルス拡大の影響により、2月29日に実施された試験の後、4回連続で中止となっていた。TOEIC成績の有効期限が切れて焦っていた就活生たちは、TOEIC試験の再開を心待ちにしていた。

 

この日、TOEIC受験者は試験会場の入口で発熱検査を終え、午前9時20分までに入室を終えた。試験会場の入口には、コロナウイルス関連のTOIECテスト対応安全上の注意案内文などが掲げられていた。今回のTOEIC試験の場合、発熱などの疑い症状がある受験者は帰宅措置となり、マスクを着用していないと試験会場に出入りすることができないなどの厳格な防疫措置の下で実施された。

 

特に受験者は消毒剤で手を消毒した後、ラテックス手袋を着用して一定の距離を置いた状態で試験を受けた。ある試験場では1部屋に通常25人ずつ入室させていたところ、今回の措置により20人のみを入室させるなどの対応をとった。

 

TOEIC試験中止で被害を受ける就活生の訴え

 

TOEIC主催者のYBM韓国TOEICの委員会は、TOEICの試験中止により公務員試験や企業の採用などを準備する就活生から困惑しているという訴えが続いていたことから、社会的距離を置く勧告の緩和をきっかけに、TOEIC試験を再開することを決めた。

 

5月には3回TOEIC試験が予定されている。5月3・16・31日試験が行われる予定だ。6月にも追加の試験を実施する予定である。